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2020年01月24日お役立ち情報

ワンちゃんの異物摂食について  ※2010/7/31

ハリーは相変わらず元気に物を噛みまくっています。

特に木の棒など、硬いものが噛み応えがあるのかお気に入りです。

 

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使用前

 

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使用後

 

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並べてみると違いがよくわかります。

 

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硬い物を良く噛んでいたためか、乳歯が全部抜け、永久歯へきれいに生え換わりました。

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それは良いのですが、先日何度か吐きました。

暑いので、夏バテかな?とも思ったのですが、吐いた物を観察すると、木屑が多量に混じっていました。

 

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また、別の日には綿の塊を吐きました。

 

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一体いつの間にこんなものを飲み込んだのでしょうか?

まあ木くずぐらいなら、普通はこのように吐き出したり、うんちと一緒に出たりしますのでそれほど心配はいりませんが、

小さくなった木の棒は丸まま飲み込んでしまう危険がありますので、そろそろ交換しなくてはなりません。

ワンちゃんは様々の物を口にくわえます。

好奇心から手に取るような感覚で口にくわえるのかもしれませんが、そのため人間では考えられないような物を飲み込み、

重大なトラブルへと発展する事が多々あります。

例えば…

 

・石を飲み込み、腸でつかえたため手術で取り出した。

・焼き鳥の串を飲み込み、竹串が腸を突き破って脇腹から出てきた。

・アイスキャンディーの棒を飲み込んで、胃につかえたので胃カメラで取り出した。

・カーペットを引き裂き一部を飲み込んだところ、長い糸が腸に絡まり死にそうになった。

・何週間も嘔吐を繰り返すので胃カメラをしてみたら、胃の中に細かいゴミがいっぱい溜まっていた。

・電気コードをかじって感電した。

 

また、中毒を起こす物や薬剤を口にしてしまうことも多いです。

 

・玉ねぎを丸ごと齧った。

・庭に播かれている化学肥料を大量に飲み込んだ。

・飼い主さんが使用しているお薬を大量に食べた。

・殺虫剤をかじった。

以上は私が実際に経験したものです。

多くのワンちゃんはなんとか助かりましたが、中には不幸にも亡くなってしまった子もいます。

このような事故を防ぐためには、とにかく飼い主さんに“ワンちゃんは何でも飲み込む!”ということをご理解いただいて、

ワンちゃんの手の届くところに飲み込めるような物を置かないことが一番です。

大切なパートナーの安全のために、毎日油断なく気をつけてあげてください。

 

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新しいおもちゃを買ってきました。

 

噛むと同時に歯磨きもできる優れものです。

 

歯のケアについてはまたお話しましょう。