2020年01月17日お役立ち情報
トイレトレーニング
マスコット犬ハリーのトイレトレーニングの真っ最中です 。
現在では多くのワンちゃんがオーナー様と同じ部屋で日々の生活を過ごしています。
そのため適切な場所で毎日排せつをする習慣を覚えさせる、トイレトレーニングは欠かせません。
しかしながら、なかなか適切にトレーニングをすることが出来ず、不適切な排せつに
お悩みのオーナー様は多いようです。
トイレトレーニングを成功させるためにいくつかのポイントがあります。
①トイレの位置
ワンちゃんは通常、寝床やご飯を食べる場所では排せつしません。
寝床からは少し離れた、しかしすぐに行ける場所にトイレを作ってあげましょう。
また、トイレは一般に屋根(小屋などの)が無い所が良いといわれています。
②条件付け
ワンちゃんは柔らかい、吸収性のある場所で排せつします。
そのためカーペット・畳・クッションなどは絶好の排せつ場所となります。
しかしそこで排せつする習慣がついてしまうと大変です。
ワンちゃんがペットシーツと間違えて排せつしそうな物は、出来るだけ減らしましょう。
始めは失敗しないように、ワンちゃんの行動範囲を制限し、その中をすべてペットシーツで覆ってしまいます。
そしてペットシーツの上で排せつしたら、しっかりとほめてご褒美をあげます。
そうすると、ワンちゃんはペットシーツの感触を排せつ場所だと覚え、
またここで排せつするとほめられる、と学習します。
その後、徐々にぺットシーツで覆う範囲を狭めていきましょう。
③タイミングをつかむ
人間でもそうだと思いますが、排せつをするタイミングは大体決まっています。
寝起き・ごはんの後・遊んだ後などが多いですが、おうちのワンちゃんが
いつ・どこで排せつをしたかをメモしておくと、排せつのタイミングが把握できますので、
そろそろかな、という時にトイレへ誘導してあげると失敗が減ります。
また、排せつをする前には地面をかいだり落ち着かない様子でうろうろしたり、何か前兆がある場合が多いです。
その前兆を見逃さず、トイレに連れて行ってあげましょう。
④失敗を怒らない
かつてはトイレを失敗すると、ワンちゃんの鼻先を排せつした所へ押しつけて“コラッ!”などと
怒ってしつけるように指導された時代がありましたが、これは全く逆効果です。
このようにされると、ワンちゃんは排せつしたこと自体を叱られたのかと勘違いをし、
排せつすることを怖がったり、隠れて排せつするようになります。
また、不適切な排せつをした後、トイレへ連れて行って“ここでするの!”などと叱るのも良くありません。
もう排せつをしてしまいましたので出すものはありません。その状態でトイレに連れて行っても意味が無く、
ワンちゃんにとってもトイレが苦痛の場所となってしまいます。
不適切な排せつをしてしまったら、あわてず騒がず、だまって後始末をしてしまいましょう。
⑤どうしても失敗する場合は、
(a)その場所にトイレを作ってしまう。
(b)その場所をご飯を食べる場所にする。
という方法が考えられます。
ワンちゃんとの生活が快適なものになるように頑張りましょう。
トイレトレーニング等でお悩みの方には、個別にご指導いたします。