2020年02月11日過去のブログ
学会に参加してきました ※2011/2/4
年明けから寒い日が続きますね。
こう寒いと病院に来られる患者さんたちの足も鈍ってしまいます。
一般的な商店でも1・2月は売り上げが落ちるそうですが、我々動物病院でも同じようなことが起こります。
しかしだからと言って遊んではいられません。
病院がヒマな時期だからこそ学会が行われます。
1月22・23日に獣医がん学会、1月29・30日に獣医循環器学会に参加してきました。
がん学会は緊急の用事が入ったため、2日目はキャンセルしましたが、
お目当てだった1日目の講習会を受講できてよかったです。
循環器学会の方は福岡で行われたため、早朝から飛行機で移動です。
福岡行の飛行機は旅客機というよりまるでプライベートジェットのようです。
気分はさながらハリウッドのセレブかパリス・ヒルトンか・・・・中に入ると狭くてしんどかったですが。
福岡に到着し、会場の福岡国際会議場に行きます。
がん学会の会場と比べると随分広くて快適な場所でした。
しかし・・・・寒い!
気温が低い上に風が強く、写真では見えませんが、大粒の雪が舞っていました。
九州だから暖かいだろうと高をくくっていましたが、福岡は九州の北側ですから寒いわけですね。
近年ではワンちゃん・ネコちゃん共に高齢化が進み、それは良いことなのですがその結果年を取ってから、
がんや心臓病などまるで人間のような病気に罹ってしまうことが増えています。
命に直結する、しかも難しい病気なので、より一層診断や治療は適切に行わなくてはなりません。
学会に参加すると最新の知見を学べるだけでなく、自分の不勉強を思い知らされ、
もっと勉強しなくては!!というモチベーションをもらえます。
日々進化する獣医療をしっかりと学び続け、患者さんたちのために役立たせたいと思います。
今回はハリーを看護婦さんに預かってもらいました。
最近は私よりも看護婦さんの方に懐いているようで、私としては少しさびしいですが、
何の心配もなく預けることが出来るのはありがたいですね。
お家のワンちゃんたちとも仲良くできたようですが、
看護婦さんの膝の上にワンちゃんが座っていると押しのけて自分が座ったそうです。
居候 三杯目にはそっと出し などという遠慮は解さないようです。