2020年01月23日お役立ち情報
服従訓練 ※2010/5/31
最近はハリーで服従訓練の練習をしています。
“ホールドスチール”という方法で行います。
まずワンちゃんを抱え上げ、両手で抱き締め体の自由を奪います。
この際じたばたと動いて逃れようとする事がありますが、負けずにガッチリと抑え込みます。
落ち着いてきたら体を仰向けにしてお腹をさすったり、体中を触ります。
足の付け根から、徐々に足先を触ります。
足先や肉球は敏感な所なので、通常触られるのを嫌がりますが、こうして慣らしておくことで、
爪切りなどがスムーズにできます。
さらに顔を触ります。
耳たぶを触り、口のまわりを撫で、口の中に指を入れ、犬歯を触ります。
こんな感じで毎日15分程度行うと良いでしょう。
ワンちゃんは時として、飼い主さんの事を自分より下に見なす事があります。
そうすると飼い主さんの指示に従わないばかりか、気に入らないと噛みついてきたりすることがあります。
このように自分がリーダーとなってしまったワンちゃんは、頼りにするものが無いため精神的に不安定で、
外出した際に過剰に怯え、病院などでもパニックを起こして十分な診察や治療が出来ない事があります。
ワンちゃんは飼い主さんの事をリーダーとして尊敬し、信頼を寄せていると、
外出しても“飼い主さんが一緒だから大丈夫!”という安心感があるため少々のことでは動じないでいられます。
“お座り”“待て”などの訓練はそれが出来ることよりも、飼い主さんの指示に従う習慣をつけさせ、
飼い主さんとワンちゃんの間に明確な上下関係を築くことが一番の目的です。
また、その関係を崩さないためにも、普段の遊びでも最後は飼い主さんがおもちゃを取り上げて終了する
などのルールを守ることが大変重要です。
ワンちゃんと健全な関係を築き、お互いにより幸せな生活を送りましょう。
ちょっと苦戦していた“伏せ”も最近は大分スムーズにできるようになりました。
ハリーも着々と成長しています。